ほむら身投げの解釈【完成】(その5 様式美編)

公開直後からあった、ラストの身投げカットは「白鳥の湖」モチーフ説。もともと私はバレエってのにはてんで縁がない性質なので、なんか書くにしても少し調べるなりしてからでないと。。という意識が先にあったのですが、パリでの公開の様子とか見ると「日本よりもバレエが馴染み深い海外(特にヨーロッパ)では、この解釈が一番現実的かなあ。」と最近想うんだよね。

そもそも白鳥の湖ってハッピーエンドとバッドエンドにルート分岐が存在するストーリー。
【参照】
Swan Lake~白鳥の湖~

加えて叛逆の物語の冒頭のシーンでは思いっきりバレエモチーフの映像全開だし。

(TV特別番組より)

エンディング後のほむら身投げは、この冒頭シーンとの整合性を重視して。。っていう意図の基にして創られたのだとしたら?
※悲しい結末は身投げで主役が命を落とす。

もうひとつ、やっぱりバレエの世界を下敷きにした叛逆の物語観では欠かせないのがくるみ割り人形。
「じゃあ、ナイトメアって。。」というマミさんの台詞とともに浮かび上がる上空の不気味な口に潜むくるみと、なぜほむらはソウルジェムを口で割ったのかっていうところで、どうしてもはずせない。
もう考察とかじゃなくて、これは事実と言ってしまってよいレベルですよね?

面白いことにくるみ割り人形にも解釈の違いによるルート分岐が存在します。
解釈の違い | これであなたもバレエ通
なになに。。

1個めの解釈では、くるみ割り人形はクララをお菓子の国に連れて行って楽しませてあげる。
2個めの解釈では、くるみ割り人形が実はお菓子の国の王子で、クララを王妃に迎える。

っておい、ほむらちゃんの行動と願望そのまんまが一つのストーリーにおさまってるやん!
白鳥の湖のバッドエンドバージョンだけだと、悲劇性が強調されすぎるのでおなじチャイコフスキーからくるみ割り人形をコンバートしたのかも。こちらはどちらの解釈でもハッピーな夢のお話だし。

ここで想像して欲しい、と思うのだが。。
たとえば海外でバレエの基礎知識のある人が、叛逆の物語の説明を誰か同じような友達に説明するところを。
「下敷きは白鳥の湖とくるみ割り人形なんだけど、人によってはハッピーエンドにもバッドエンドにも分かれる、ガンアクションの作画と情動的かつ叙述トリックが素晴らしい脚本と音楽の効果がアメージングな日本のアニメーション、なんだけど。」

ウチのQBのお約束
「「「「「わけがわからないよ」」」」」

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