ということで二期がはじまったわけですが、鉄華団的世界観は盤石な模様。
組織も大きくなりましたが、多分中身はあんまり変わってない。
そんな中で変化が大きかったように見えるユージン。
副団長というポジションの成せる業なのか。
ユージンも偉くなったもんですわ。

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だから、たまたまなんだって!
俺たちがこの世間でちったあ名前が知れるようになったのは。

ホンの少しの小さな偶然の積み重ねってやつだ。
「もしも俺の入ったところに三日月やオルガがいなかったら。。」
まあ、多分俺は路地裏に潜む小悪党でそのうちつまらない
いざこざに巻き込まれ体に銃弾を撃ち込まれていただろう。
結局、日の当たる場所っていうのに一度も出ることもなく。

いや、それだけじゃねえ。
「もしもあのお嬢様輸送の仕事がうまくいってなかったら。。」
とうの昔に俺もシノの奴も宇宙の藻屑と消えてただろうさ。

だから今をときめく鉄華団の副団長っていう肩書も未だにしっくり来てるってわけでもない。
時折、オルガの代わりをやってきたのも俺が人一倍調子に乗りやすくって
調子こいてる時が楽しかったってだけの事、だ。

「こんな博打みてえな手術に頼んなくていい、そういう世界をこれからお前らとつくっていくんだよ。」
新入り達にそういったのは俺の本心だったが、反面ちょっと照れくさいところもある。
何言ってんだ、俺?という感覚もないわけじゃない。
でもやっぱりそれは本心なんだ。
こいつらも多分たまたま鉄華団に来たってだけの事かもしれない。
かつての俺と同じように。

確かに俺達には志なんてものはないし、お嬢様の理想はちっぽけなものかもしれない。
でもオルガはどうやら本気で今とは違う世界を目指してる。
だから、おれはこいつらに言わなきゃならないんだよ。
今の俺はそういう立場にいるんだから。
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マクギリスさんのナカーマ、一体誰なんだ。。