切り口はいっぱいあったんだけど、懐古厨らしい感想を書いてみるテスト。

かつて長浜三部作の一つボルテスⅤが東南アジアで人気を博した事があった。放送直後ではなく、放送から十数年経った後に、だ。その理由は「操縦者が孤児という設定」。だからこそ海外の子供達の多くが自分の境遇と重ね合わせるという事が起こった。勿論、当時の製作側は全く意図していない出来事であった。こうした事は狙ってできるものではない。

「矛盾の塊」三日月君はクーデリアさんにあまり良い印象を持っていなかったようだが、「それとは別の視点で」クーデリアさんに感謝の意を形にする。実に大人、である。

それは自身の置かれた過酷な状況から「立場」を覚る、という事ができることの証、だ。感情だけに囚われてはいない。

実に逞しい生活者。というかそうならざるを得なかった、という事か。

何が言いたいか、と言うと。。コレってむしろ海外の方がシンパシー強く感じるって人、多いかもって事。

まあ国内では私の様なオッサン(苦笑)。

今の日本の中高生はどうなんだろ?ちょっと自分にはわかんないです。

今回の見所は、「体に異物を埋め込んで」で嘔吐を催すボードウィンさん。

実際に目の前で見たら「そういうものだと思う」のだ。あの反応は正しい。

バルバトスなしできっちりドラマしてるのも「ガンダムらしかった」。