いやあ、マクギリスはラスタル様に届きませんでしたね。
ラスタル大勝利でそのまま幕を引くのか?
それとも、マクギリスを手にかけた事でキマっちゃったガエリオが錯乱して??
でもその場合はジュリエッタとガエリオが敵対するでしょうし、うーん、みえないっす。
マクギリスの敗退を反面教師というか教訓的な位置づけにするなら、ラスタル勝利もアリですがエッジの効いたキャラクターだっただけに、その死を何かにつなげてほしい気もします。
しかし、そういう期待を見事に裏切ってしまう、というのも鉄血らしい、とも言えたり。。なんとも複雑なトコロ。
三日月君の方は、オルガの死に動ぜずむしろ遺志を継ぐもの的なリーダーの役割を果たしてました。覚悟はしてたので今更動揺することなどないっって感じでしたね。
そして最後に三日月が戦うことになるのは、このままいくとジュリエッタ、か。
自分で自分の幸福を覚ったジュリエッタが、不遇であることに気づかない三日月を数で圧殺する?
そうなるにせよならないにせよ、結局「鉄血のオルフェンズ」とは要するに
「極めてアンチ・ドラマな物語」と位置づけられるんじゃないですかね?
〇登場人物はオルガも三日月も成長することはない。
〇マクギリスには秘策も理想もない。
〇鉄華団ははじめから終わりまで、愚か者の集団であってそれ以上でもそれ以下でもない。
この「身も蓋もない」世界の全体こそが、最終的に描かれるものなのかも。
「ドラマ」と対極にある「虚無」。
その「虚無」を味わう事ができるラストなら、個人的には満足できますが。
※
「なりきり」シリーズは別のサイトに飛んでいきました。
某大食い系女性YouTuberなりきり(架空の人物です)