そもそも長井監督×岡田脚本(実際には岡田氏は構成およびメインライター)でガンダムをやるらしいと聞いたとき、一時あった「あの花ガンダム」という呼称には違和感を感じていた。

「っていうか。。やるなら『とらドラ!ガンダム』ぢゃね?」
2011年という特殊な年度に現れた「学園なき学園もの」である「あの花」はガンダムと掛け合わせるにはあまりにも無理があるだろう。
閉鎖された空間で多彩なキャラクターの感情のうごめきや絡み合いをみるのが学園ものとするなら、宇宙船が登場するであろう今度のガンダムは、むしろとらドラ!に近いんじゃないか。。というのが放送前からの私の予想だった。

この予想が当たっているのかそれとも外れているのかは今もってわからないが、私がオルフェンズを見ているときの脳波は、とらドラ!を見ているときの脳波とほぼ一致していると思う。
そして正直それは大変心地良いのである。
まあ、バルバトスが活躍するタイミングと逢坂大河が暴れるタイミングはここまでのところ似ているような気もするし。バルバトス=手乗りタイガー、私の中で。

さて懸案のタカキは重傷だったものの命をつないでほっとした今回の見所は。。
アキヒロの告白を聞いて、ほんのわずかな沈黙の後「そっか。俺たちのせいでアキヒロに罰が当たっちゃったんだ。。」と誤解を承知でアキヒロの気持ちを飲み込んでキラーパスを三日月君が出すシーン。
そのパスを受けてシュートを放つのは勿論オルガ。
扱いの実に難しいキャラクターである三日月君のファインプレー!
この文法は、やはり。。