つくづくオルフェンズについては自分の予想ってよく外れる。。
ぶっちゃけオルガ、メリビットさんとめちゃックスな展開ではないか?極道ガンダムならそれもありなんじゃないの?とか思ってたんですけどね。
引きずり出したのは、「全然ぶれない」三日月君でしたね。
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誤解しないで欲しいんだがビスケットが逝っちまってから、しばらく俺が誰とも会わなかったのは単に「落ち込んでた」からってわけじゃねえんだ。
俺は鉄華団の団長として、みんなにこれからの事を語らなければならないしあいつが死んだことに皆がどう向き合えば良いのかを示さなきゃならねえって事を忘れたわけでもねえ。
ただ、俺は「言葉を失った」んだ。
仲間が死んでいく事に対する悲しみ、っていうなら俺達はもう何度も乗り越えてきた。
ただ、ビスケットが死んだ事が今までと違っていたのは、
「俺の心のどこか一部が一緒に死んだ」としか言いようのない気持ちに俺が襲われたからだ。
いつからか、あいつはオルガ・イツカという人間の心の一部として存在していたことを、俺はようやく知った。
欠けた心のまま生き残った俺が、また俺自身に問いかける。
「俺には自ら危険を選択する致命的な欠点があるんじゃないのか?」と。
その問いには答えがなく、そして俺は団長としての言葉を失ったんだ。
そんな俺に容赦なく詰め寄ったのはミカだった。
「次は俺、どうすればいい?」
ミカには感情がないわけじゃない。そうじゃなくてこいつは感情を超えちまった奴だった。
ミカには望みがないわけじゃない。そうじゃなくてこいつの望みは俺の望みだった。
「ここが、『俺たちの場所』なの?」
ためらう俺にミカは更に畳み掛けた。
うっすらと、自分の欠けた心が激しい怒りと一緒に形づくられる気がした。
「ああ、わかったよ!連れて行ってやるよ!」
俺はきっと間違えているんだろう。
でもミカにはそして皆には、そう応えることが正しいのだと俺は決め込んだんだ。
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取締まられ役 オルガ・イツカ。。
そびえたつフラグ郡をなぎ払っちゃう?のか??