「もう、フミタンじゃない。」
そうサラッと言うのが三日月君らしい。
いやあ、それにしても。。クーデリアの成長にフミタンの死が物語的には避けて通れなかったものだとしても、死ぬには惜しいキャラではあった。ここんとこ、ループものを見慣れていたせいでかえってそう思うのかも。
むしろ、「きっちり死んだな」とも思う。だから仕事的には良い仕事、だ。特にこのご時勢においては。

よくやった。(媚びないねえ、つくづく骨のある。。)

さて、「やられた。。」と思ったのが今回明らかになったテイワズの親分=マクマード・バリストンの密やかな裏切り、である。
まさか、親分が「何が起こるか知っていて、その上でモビルワーカーを鉄華団に運ばせた」と予想はしていなかった。(基本的には甘いですからね、私は。)
うむー、汚い。。
実に汚い。。あ、だから親分なのか。

ぶっちゃけた話、人を利用するのが大人、である。
「互いに利用しあう」のが大人の関係。
「利用されっぱなしでそれに甘んじる」ならヒューマンデブリ。

さて、今回の親分の裏切りはやがて全ての登場人物の知るところとなるだろう。
そうなると。。
「名瀬さんはどう動くのか?」が物語的には要となるような気がする。
なーんかね、親分と離反して鉄華団のいわば「踏み台」になる事を選ぶんじゃ。。。
大人にはなりきれない大人として描くつもりか?
そーいえば、謎の仮面の男もそんな事言ってたが。

しかし、こうやってみるとやっぱり鉄華団は見事なまでに子供。
そこがね、ぶれてないのは見事だな、と思うわけです。